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更新日:2021年3月11日

SDGsコラム|第1回 SDGsとは

SDGsロゴ

最近ニュースなどで話題の「SDGs」。
「エスディージーエス」ではなく「エスディージーズ」と読みます。
知らないという方も、どこかでロゴマークを目にしたことはあるのではないでしょうか?
今回は、このSDGsの基礎知識について解説します。

SDGsっていったい何?

2015年9月の「国連持続可能な開発サミット」で採択された「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称です。

2030年へ向けた15年間の行動計画であり、“17の目標”と、それらを達成するための具体的な“169のターゲット”で構成されています。

採択の経緯と基本理念

SDGsの前身に、8つの目標と21のターゲットから成る「ミレニアム開発目標(MDGs)」があります。

2015年までの目標であったMDGsは、「極度の貧困と飢餓の撲滅」や「初等教育の完全普及」などの発展途上国を豊かにするための目標が主であり、
また国連・政府が主体となる開発計画でした。世界が一丸となって取り組んだ結果として、多くの人々の生活環境が改善されたものの、その達成状況から様々な落差が浮き彫りとなりました。

そのことから、地球上の「誰一人として取り残さない(No one will be left behind)」ことを誓い、対象を大きく広げたのがSDGsです。

SDGsは正式採択文書において「国連に加盟する世界193カ国の全ての人々」が当事者となっています。

つまり各国政府だけではなく、各企業・各団体・各個人の主体それぞれが目標を共有し、取り組むことを求められているのです。


本項ではSDGs概要について述べました。
次回のコラムから、17の目標と169のターゲットについて触れていきます。

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